【ニュース/2026/7/24~】真鶴・貴船まつり2026|日本三大船祭りの海上渡御が今年も海を渡る

2026年6月18日

※画像は真鶴町観光協会公式サイトより引用

真鶴の夏を彩る祭礼、貴船神社の例大祭「貴船まつり」が、2026年7月24日(金)・25日(土)に開催されます。

国指定重要無形民俗文化財に指定され、日本三大船祭りのひとつに数えられるこの祭りは、花飾りと吹き流しで豪華に彩られた小早船や神輿船が、手漕ぎの和船・櫂伝馬に曳かれて真鶴港を渡る「海上渡御」を核心に据えています。

昨年(令和7年度)に8年ぶりの復活を果たした海上渡御が、今年も真鶴の海で繰り広げられます。

開催概要

  • 開催日時:2026年7月23日(木)津島神社例大祭・揃い(前夜祭)/7月24日(金)宵宮/7月25日(土)当日
  • 主会場:真鶴港・真鶴町内各所・貴船神社(神奈川県足柄下郡真鶴町岩244-1)
  • 入場料:無料(観覧自由)
  • 主催:貴船まつり推進本部・貴船まつり保存会
  • 指定区分:国指定重要無形民俗文化財(指定名称:貴船神社の船祭り)/日本三大船祭りのひとつ
  • 令和8年度の海上渡御参加艇:宵宮(7/24)は東西櫂伝馬・西小早船・神輿船・東西囃子船の計6艘、当日(7/25)は東西櫂伝馬・東小早船・神輿船・東西囃子船の計6艘
  • 荒天時:気象・海象の状況により予告なく中止または内容変更の場合あり

宵宮と当日で乗り出す小早船が東西で変わるみぃ!2日間両方来ると、それぞれの船の艇体を見比べられるのがたまらないだみぃ♪

1,000年以上続く祈りの祭り——貴船まつりの起源と歴史

貴船まつりの起源は、平安時代の寛平元年(889年)に遡ります。

夏の海、神霊が御船に召されて真鶴岬の突端・笠島に流れ着いたのを村民が出迎えた——この出来事が、祭りの原型となる「船祈祷」の始まりとされています。

漁船や運送船が行き交う港町として栄えてきた真鶴において、大漁と海上安全、無病息災への願いは切実なものでした。

300年以上の歴史を持つとも伝わるこの祭礼は、昭和33年(1958年)に神奈川県指定無形文化財に、昭和51年(1976年)に神奈川県指定無形民俗文化財に指定され、さらに平成8年(1996年)に国の重要無形民俗文化財の指定を受けました。

広島・宮島の「管絃祭」、宮城・塩竈の「塩竈みなと祭」とともに「日本三大船祭り」として広く知られる存在となった今も、真鶴の人びとの手によって丁寧に受け継がれています。

とりわけ「海上渡御」は、山の上の貴船神社から神輿を海上に渡し、町内を巡行させるという、神奈川県内で唯一の形式を持つ希少な神事です。

コロナ禍や台風、そして乗り手・漕ぎ手の人員確保の難しさから、令和元年度以降5年以上にわたって海上渡御が中止を余儀なくされてきた時期もありました。

しかし保存会の地道な取り組みと練習の積み重ねにより、令和7年度(2025年)についに海上渡御が復活。令和8年度(2026年)はその翌年、2年連続となる海上渡御の実施が正式に決定されました。

889年から続く祈りが、令和の海にまた戻ってきたみぃ!地元の人たちの長年の努力があってこそだみぃ!!うーみぃも応援してるよ♡

3日間の日程と主な見どころ

貴船まつりは「揃い(前夜祭)」「宵宮」「当日」の3部構成で進みます。

7月23日(木)津島神社例大祭・揃い

祭りの2日前にあたるこの夜、津島神社にて鹿島踊りとお囃子が奉納される「揃い」が行われます(19:00頃)。

これは本番を前に、各保存会が練習の成果を披露し、技術が完成されているかを確認・検視する重要な場です。

知る人ぞ知る前夜の神事として、落ち着いた雰囲気の中で伝統芸能の真髄に触れることができます。

7月24日(金)宵宮——西小早船が海へ

宵宮の朝(9:00頃)、東西の小早船と神輿船・囃子船が「水浮け」(進水式)を行い、港に華やかにその姿を現します。

昼(11:30頃)には貴船神社で例大祭が執り行われ、発輿式の後、神輿が108段の階段を駆け下ります。

そして令和8年度の宵宮では、西小早船が海上渡御に参加。東西の櫂伝馬、神輿船、東西の囃子船とあわせ計6艘が真鶴港を渡ります。

夕刻(15:40頃)にはお仮殿への入御と仮殿祭、そして鹿島踊りの奉納。夜はお仮殿前で歌謡ショーが繰り広げられ、宵宮ならではの夜の祭り情緒を楽しめます。

7月25日(土)当日——東小早船と夜の海上渡御・奉納花火

当日の朝(8:00頃)から町内巡行が始まり、花山車・鹿島踊り・神輿・お囃子が真鶴の路地をにぎやかに練り歩きます。

そして祭りのクライマックスが、夜の海上渡御(19:40頃)です。

令和8年度の当日は東小早船が海上渡御に参加。提灯に灯がともされた船団が漆黒の真鶴港を進む様子は、昼間とはまた異なる幻想的な美しさを放ちます。

海上渡御ののち神輿は宮前岸壁から108段の階段を駆け上がり還御。鹿島踊りの奉納で締めくくられます。

過去の開催では奉納花火の打ち上げもあり、夜の港に彩りを添えています(2026年の花火についての詳細は公式サイトをご確認ください)。

夜の海上渡御は、提灯の光が水面に映えてほんとうに幻想的だみぃ!見た瞬間に「来てよかった」って思えること間違いなしだみぃ♪

見どころ解説——伝統の技と美が宿る4つの要素

小早船(こばやふね)

貴船まつりの「花形」と称される小早船は、江戸時代に活躍した小型の和船を原型とし、極彩色の花飾りと吹き流しで豪華に装飾されます。

東西2艘が競うように華を競い合うその姿は、毎年7月上旬の大安日から組み立てが始まり、口伝えで継承される高度な技術によって仕上げられます。

海上渡御の途中、船体を大きく揺さぶりながら方向を変えるその操船技術もまた、古くからの伝統が守られている証です。

鹿島踊り(かしまおどり)

悪疫退散・大漁・海上安全を祈願する神事として、祭り全体を通じて奉納される「鹿島踊り」は、厳かな所作の中にどこか神秘的な雰囲気を持つ貴船まつりの精神的支柱です。

揃いから当日の夜まで、津島神社・貴船神社・お仮殿など複数の場所で奉納される機会があり、繰り返し見るごとにその深みに引き込まれます。

花山車(はなだし)

高さ約3メートル、重さ約60キログラムという迫力の花山車は、色とりどりの造花で飾られた山車です。

宵宮では発心寺を出発し、当日には町内を巡行します。その豪華さは、小早船と双璧をなす貴船まつりの視覚的ハイライトです。

真鶴囃子(まなづるばやし)と御船歌

笛と太鼓が響く真鶴囃子は、祭りの全行程を彩る音の主役です。

海上渡御の際には小早船の上で男性が古風な旋律の「御船歌」を歌い、囃子船では笛・太鼓の演奏が続きます。陸と海を跨いで鳴り渡るその音は、祭りの熱気をいっそう高めます。

港に響く御船歌と囃子の音、想像しただけで鳥肌だみぃ!お祭りのBGMってやっぱり生演奏が最高だみぃな〜♪

アクセスと真鶴の楽しみ方

鉄道でのアクセス

  • JR東海道線「真鶴駅」下車(最寄り駅)
  • 東京駅から:東海道新幹線で小田原駅乗換、東海道線で約1時間5分
  • 新宿駅から:湘南新宿ラインで小田原駅乗換、東海道線で約1時間45分
  • 熱海駅から:東海道線で約10分
  • 真鶴駅から貴船神社まで:徒歩約20〜25分(急坂あり)、またはバス・タクシー利用を推奨
  • お祭り終了後はタクシーが非常に混み合うため、余裕を持った帰路の計画を

お車でのアクセス

  • 東京ICから:東名→小田厚→国道135号線で約80km
  • 祭り開催中は周辺道路が大変混雑します。公共交通機関の利用を強くおすすめします

あわせて立ち寄りたい真鶴の観光スポット

真鶴は、祭り以外にも魅力が詰まった小さな港町です。

相模湾に突き出した真鶴岬は、樹齢350年以上のクロマツやシイ・クスの原生林(お林)が生い茂る県立自然公園で、岬の先端には「かながわ景勝50選」にも選ばれた三ツ石(笠島)が浮かびます。

また、源頼朝が平家打倒を誓い船出したとされる「源頼朝船出の浜」も真鶴にあり、歴史ファンにも見逃せないスポットです。

真鶴港周辺には地元で水揚げされた新鮮な魚を提供する食堂や干物店も軒を連ねており、祭りの前後にぜひ真鶴の海の幸を味わってみてください。

なお、令和8年度の詳細スケジュール(運行予定表PDF)は貴船まつり公式ホームページに掲載されています。開催直前には交通規制情報なども公式サイトで更新されますので、お出かけ前に必ずご確認ください。

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