2026年6月29日
※画像は藤沢商工会議所サイトより引用
盆踊りのふるさとを自認する藤沢で、今年も夏の夜を染める大祭が幕を開けます。
2026年7月25日(土)・26日(日)、藤沢駅北口周辺と時宗総本山・遊行寺境内を舞台に、「第19回 藤沢宿・遊行の盆」が開催されます。
ユネスコ無形文化遺産にも登録された郡上踊り・西馬音内盆踊り・高円寺阿波おどりという日本三大盆踊りが一堂に会し、オリジナルの流しおどり「遊行ばやし」とともに夏の夜を賑わせます。
さらに今年は、遊行寺が開山700年という記念すべき節目の年にあたり、ひとしお感慨深い開催となります。
目次
開催概要
- 開催日時:2026年7月25日(土)・26日(日) 各日15時頃〜20時頃(会場・プログラムにより異なる)
- 会場:藤沢駅北口(サンパール広場・ミナパーク前)/遊行寺(時宗総本山 清浄光寺)境内/ふじさわ宿交流館
- 入場料:無料(飛び入り参加も無料)
- 主催:藤沢宿・遊行の盆実行委員会・藤沢商工会議所
- 後援:神奈川県・藤沢市・(公社)藤沢市観光協会・(一社)藤沢市商店会連合会・遊行寺
- 問い合わせ:藤沢商工会議所 遊行の盆係 TEL:0466-27-8888
- 遊行の盆ウイーク:7月18日(土)〜26日(日) ふじさわ宿交流館にて日本三大盆踊り産地の物産販売を予定
※プログラム・開催内容は予告なく変更となる場合があります。最新情報は公式サイトでご確認ください。
盆踊りのふるさと・藤沢 その深い歴史とストーリー
「遊行の盆」を語るとき、まず欠かせないのが時宗総本山・遊行寺と、その宗祖である一遍上人の存在です。
鎌倉時代の1282(弘安5)年、全国を遊行しながら「南無阿弥陀仏」の念仏を広めていた一遍上人は、鎌倉入りを幕府の武士に阻まれ、やむなく藤沢の片瀬の地へと移ります。
そこで一遍上人が催した「踊り念仏」は大いに民衆の心を掴み、数ヶ月にわたるロングランの興行となりました。
その熱狂の様子は、遊行寺が所蔵する国宝「一遍聖絵」に生き生きと描かれており、踊り念仏に熱中する人々の表情がいまもありありと伝わってきます。
この「踊り念仏」こそが、日本全国で受け継がれる盆踊りの起源のひとつといわれており、藤沢は「盆踊りのふるさと」として知られる所以がここにあります。
鎌倉に入れなかった一遍上人が藤沢で踊り念仏を始めたのが盆踊りのルーツって、なんだかドラマチックな歴史だみぃ♪ お寺と踊りがこんなにも深く結びついているなんて、藤沢はやっぱり奥深い街だみぃ!
その後、一遍上人の法燈を継いだ4代呑海上人が1325(正中2)年に藤沢の地に清浄光寺を開山し、時宗の総本山として今日まで受け継がれてきました。
2026年は、その開山からちょうど700年という大きな節目にあたります。
700年の時を越えて守られてきた踊り念仏の精神と、それが育んだ盆踊りの文化が、今年もこの藤沢の夏に鮮やかによみがえります。
「遊行の盆」は2006(平成18)年に藤沢商工会議所が中心となってスタートし、今回で第19回を迎えました。
地域の歴史資源である遊行寺の踊り念仏に着目し、藤沢オリジナルの盆踊り「遊行ばやし」を市民と専門家が1年以上かけて共同で創作。全6つの踊りを持つ「遊行ばやし」は、歴史へのオマージュと未来への期待を込めた藤沢ならではの文化として、毎年多くの人々に踊り継がれています。
2日間の見どころ 3つの会場で楽しむ夏の夜
「遊行の盆」は3つの会場にわたる大規模なイベントです。
2日間のプログラムをあらかじめ把握しておくと、よりスムーズに楽しめます。
7月25日(土)藤沢駅北口会場

初日のメイン会場となるのは、藤沢駅北口のサンパール広場とミナパーク前です。
15時から16時までサンパール広場ステージで盆踊りステージが開幕し、遊行おどり・西馬音内盆踊り・郡上おどり・阿波おどりが次々と披露されます。
16時45分からはミナパーク前の道路を舞台に「流しおどり 遊行ばやし」がスタートします。
前半・後半の流しおどりの間には高円寺朱雀連による阿波おどりや西馬音内盆踊りも登場し、18時55分以降は飛び入り参加OKの郡上おどりで会場が盛り上がります。
屋台は13時から20時まで営業予定。少し早めに足を運んで、夏の屋台グルメを楽しみながら開演を待つのもおすすめです。
流しおどりの最後尾「飛び入り参加連」は申し込み不要で誰でも参加できるみぃ♪
浴衣でも普段着でも、踊ったことがなくても大歓迎だみぃ!
7月26日(日)遊行寺境内「大盆踊り大会」

2日目のメインは、開山700年を迎えた遊行寺の境内で開催される「大盆踊り大会」です。
16時30分から20時まで、境内いっぱいに響く太鼓の音とともに盛大な大会が繰り広げられます。
開会に先立ち、16時30分からは「西富ばやし」、16時55分からは本格的な「踊り念仏」の奉納、17時10分からは「きやり」と、遊行寺ならではの伝統行事が続きます。
17時45分からの大盆踊り大会では、東京音頭や炭坑節などお馴染みの曲にあわせて、前半・後半ともに飛び入り参加OK。遊行おどりの披露、西馬音内盆踊り・高円寺朱雀連による阿波おどりも組み込まれており、見て・踊って存分に楽しめる2時間余りです。
屋台は13時から20時まで境内に並びます。
700年の歴史を刻んできた遊行寺の境内で踊る盆踊り、想像しただけでゾクゾクするみぃ~!
一遍上人も空の上からきっと見守ってくれているだみぃ!
7月26日(日)ふじさわ宿交流館「盆踊りステージ・ゆかたコンテスト」
遊行寺境内の大盆踊り大会と同日、ふじさわ宿交流館でも盆踊りステージとゆかたコンテストが開催されます。
16時から18時の間、遊行おどりの後にゆかたコンテスト(事前エントリー必須)が行われ、続いて西馬音内盆踊り・阿波おどり・郡上おどりが披露されます。
各地の盆踊りを間近で観覧できる絶好の機会です。
遊行の盆ウイーク(7月18日〜26日)物産販売
本番の2日間だけでなく、7月18日(土)から26日(日)は「遊行の盆ウイーク」として、ふじさわ宿交流館にて日本三大盆踊りの産地——岐阜県(郡上おどり)、秋田県(西馬音内盆踊り)、徳島県(阿波おどり)——の物産販売が予定されています。
それぞれの地域の味を楽しみながら、踊りへの期待を高めていくのも、遊行の盆ならではの過ごし方といえるでしょう。
日本三大盆踊りとは
「遊行の盆」最大の魅力のひとつが、日本三大盆踊りの競演です。
岐阜県郡上八幡から本場のお囃子と踊り手を迎える「郡上おどり」、秋田県羽後町から会場の空気ごと運んでくる「西馬音内盆踊り」、そして東日本最大の阿波踊りの拠点・東京高円寺の踊り手たちによる「阿波おどり」の3つが、ここ藤沢で同時に楽しめるイベントは全国でも大変珍しく、盆踊りファンが毎年楽しみにしています。
いずれもユネスコ無形文化遺産に登録された格式ある踊り。単に見物するだけでなく、飛び入り参加でともに踊れる機会があるのも、「遊行の盆」ならではの醍醐味です。
郡上・西馬音内・阿波と、全国の名だたる盆踊りが藤沢に集まるなんて、まさに夢の競演だみぃ♪ これを見ずして湘南の夏は語れないみぃ~!
アクセス情報
「遊行の盆」は複数会場にわたるイベントです。当日は混雑が予想されますので、できるだけ公共交通機関のご利用をおすすめします。
藤沢駅北口会場(サンパール広場・ミナパーク前)
- JR東海道本線・小田急江ノ島線・江ノ島電鉄「藤沢駅」北口よりすぐ
遊行寺(時宗総本山 清浄光寺)境内
- 住所:神奈川県藤沢市西富1-8-1
- JR東海道本線・小田急江ノ島線・江ノ島電鉄「藤沢駅」より徒歩約15分
- 小田急江ノ島線「藤沢本町駅」より徒歩約20分
- バス:藤沢駅北口4番または5番のりば「戸塚バスセンター行」「大船駅西口行」乗車、「藤沢橋」下車後、徒歩約5分
- タクシー:藤沢駅北口から「遊行寺まで」と伝えればすぐにアクセスできます
- お車でのアクセス:境内駐車場は約15台(東門より入って左手すぐ)。イベント当日は大変混雑しますので、公共交通機関の利用を強くおすすめします
ふじさわ宿交流館
- 遊行寺の惣門前、旧東海道沿いに位置します。藤沢駅から遊行寺へ向かう途中にあるので、2会場をあわせて回ることができます
藤沢駅から遊行寺まで続く「遊行通り」は、旧東海道・藤沢宿の面影を残す趣のある商店街です。
行き帰りに立ち寄って、地元のお店でひと休みするのも、夏の宵の楽しみ方のひとつです。
また、当日は周辺の民間駐車場も混雑が見込まれます。藤沢駅周辺のコインパーキングを早めに確保するか、電車・バスでお越しいただくのがベストです。
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