2026年6月30日
※画像は茅ヶ崎市観光協会サイトより引用
2026年7月20日(月・海の日)、茅ヶ崎西浜海岸(サザンビーチちがさき西側)にて、湘南に夏の到来を告げる「茅ヶ崎海岸浜降祭」が開催されます。
夜明け前から始まる、その名も「暁の祭典」。
茅ヶ崎市内と寒川町の各神社から大小あわせて約40基の神輿が、「どっこい、どっこい」という相州神輿独特の勇ましい掛け声とともに砂浜に集結し、みそぎの神事を執り行います。
神奈川県無形民俗文化財にも指定された、関東有数の規模を誇る神輿祭りです。
目次
開催概要
- 開催日時:2026年7月20日(月・祝/海の日) 午前4時頃〜午前9時頃
- 会場:茅ヶ崎西浜海岸(サザンビーチちがさき西側)/神奈川県茅ヶ崎市南湖
- 入場料:無料
- 主催:茅ヶ崎海岸浜降祭保存会・茅ヶ崎商工会議所
- 別称:暁の祭典
- 指定文化財:神奈川県無形民俗文化財(昭和53年指定)、かながわのまつり50選(昭和57年選出)
当日のタイムスケジュール(目安)
- 午前2時〜3時頃:茅ヶ崎駅北口ロータリーに神輿3基が集結、練り歩き
- 午前4時〜5時頃:南湖中央交差点周辺で神輿が合流、鉄砲通りを巡行
- 午前4時過ぎ〜:一番神輿が会場(茅ヶ崎西浜海岸)に入場
- 午前5時〜7時頃:神輿が順次入場、みそぎのため海へ入る姿が見られる
- 午前7時〜:浜降祭合同祭 開式(全神輿が集結した厳かな式典)
- 午前8時頃〜:「お発ち」——神輿が一斉に出発し帰路へ。海に入る姿が再び見られる
- 午前9時頃:終了
神輿が海に入るみそぎの場面は2回あるみぃ!入場時の午前5時〜7時と、お発ちの午前8時頃だみぃ。せっかく行くなら「お発ち」の時間に合わせると迫力満点だみぃ♪
浜降祭の背景とストーリー|二つの伝承が結んだ、夏の神事
浜降祭の起源には、二つの流れが伝わっています。
一つは、今から約180年前の天保年間(1838〜1840年頃)の出来事に端を発する伝承です。
寒川神社の神輿が、春の大祭「国府祭(こうのまち)」への渡御から帰る途中、相模川の渡し場で氏子同士の争いが起こり、神輿が川に落ちて行方不明になってしまいます。
数日後、茅ヶ崎・南湖の網元である鈴木孫七が漁の最中にご神体を発見し、寒川神社へ届けました。
そのお礼として、寒川神社の神輿が毎年南湖の浜まで赴き、みそぎを行うようになったというのが、広く知られる起源譚です。
もう一方の流れは、鶴嶺八幡宮(茅ヶ崎市浜之郷)に伝わる古い記録に根ざしています。
江戸後期に幕府がまとめた『新編相模国風土記稿』によれば、鶴嶺八幡宮では寒川神社の礼参りよりもずっと古い時代から、心身の罪やけがれを清める「みそぎ」の神事として、毎年浜辺への渡御が行われていたとされています。
「勝福寺縁起」には1271年(文永8年)に浜での祈祷が行われたという記録もあり、鶴嶺八幡宮の氏子たちは「禊祭(みそぎさい)」という独自の神事を古くから守り続けてきました。
江戸時代から受け継がれてきた神事が今も茅ヶ崎の海で続いているなんて、すごいみぃ〜!歴史を知ってから見ると、神輿の一基一基がもっと輝いて見えるみぃ♡
やがて明治9年(1876年)、旧暦6月29日に行われていたみそぎ神事の日程を新暦の7月15日に改め、名称も「浜降祭」へと改めることで、鶴嶺八幡宮と寒川神社の合同祭典が正式に成立しました。
二つの神社、二つの伝承、そして地域の人々の崇敬の念が、時を超えて一つの祭りへと結実したのが、今日の浜降祭です。
1978年(昭和53年)に神奈川県の無形民俗文化財に指定され、1982年(昭和57年)には「かながわのまつり50選」にも選出。現在は茅ヶ崎4大イベントの一つとして、地元に深く愛され続けています。
当日の見どころ|夜明け前から始まる、三つのステージ
浜降祭の醍醐味は、一か所にとどまらず、茅ヶ崎の街全体が祭りの舞台になることです。
当日の見どころは、大きく三つのポイントに分けられます。
ステージ1:茅ヶ崎駅北口ロータリー(午前2時〜3時頃)
夜明けよりずっと前、まだ空が暗いうちから祭りは動き始めます。
本村・八坂神社、十間坂・第六天神社、新町・嚴島神社の3基が茅ヶ崎駅北口ロータリーに集結し、提灯の明かりを揺らしながら練り歩く様子は、昼間とは別の幻想的な空気をまとっています。
「どっこい、どっこい」の掛け声が駅前に反響する光景は、早起きして足を運ぶ価値があります。
ステージ2:南湖中央交差点(午前4時〜5時頃)
南湖・柳島エリアの神輿が集まり、鉄砲通りを練り歩くこの時間帯は、空がじわじわと明るくなり始める「暁」そのものを体感できます。
神輿を担ぎながら夜明けを迎えるという体験は、「暁の祭典」という名の由来を全身で実感できる瞬間です。
提灯の明かりが揺れる中、掛け声だけが聞こえてくる早朝の街並み……想像しただけで鳥肌が立つみぃ!!
ステージ3:茅ヶ崎西浜海岸(午前5時〜9時頃)
34社・約40基の神輿が一堂に会する、浜降祭のクライマックスです。
砂浜いっぱいに神輿が並ぶ午前7時からの合同祭は、厳かな空気の中で式典が執り行われます。
そして午前8時頃の「お発ち」では、式典を終えた神輿が一斉に動き出し、再び海へと向かいます。
波しぶきの中を勇ましく進む神輿の群れ、朝日を浴びてきらめく海面、そして響き渡る「どっこい、どっこい」の掛け声——この場面こそが、浜降祭の真骨頂です。
担ぎ手たちが口ずさむ「茅ヶ崎甚句(じんく)」も、この祭りならではの風物詩です。
ユーモラスな歌詞が眠気を吹き飛ばし、担ぎ手と見物客の一体感を生み出します。
また、当日はJ:COM湘南・神奈川による生中継も予定されており、会場に足を運べない方も自宅でその熱気を体感することができます。
早朝から動き出すお祭りだから、前日の夜はしっかり休んでおくのが大事だみぃ!屋台もたくさん出るから、空きっ腹で行っても大丈夫だみぃ♪
アクセス・交通情報
会場までのアクセス
- 電車+徒歩:JR東海道線「茅ヶ崎駅」南口から徒歩約20〜25分。移動中に神輿の行列と出会えることも多く、道中から祭りの雰囲気を楽しめます。
- 臨時バス:当日午前5時頃より、茅ヶ崎駅南口1番線バス乗り場から臨時バスが運行されます(例年実績)。最新情報は開催前に神奈川中央交通の公式サイトでご確認ください。
- コミュニティバス:えぼし号の中海岸南湖循環市立病院線は、当日始発〜午前8時55分発の便が運休となります(例年実績)。ご注意ください。
交通規制・駐車場
- 当日は午前3時〜9時頃にかけて、茅ヶ崎西浜海岸周辺および神輿の巡行ルート(鉄砲通り・南湖通りなど)で広範囲の交通規制が実施されます。
- 会場周辺に専用駐車場はありません。近隣のコインパーキングを利用する形になりますが、深夜〜早朝の段階で満車になる場所も多いため、公共交通機関の利用を強くおすすめします。
- 交通規制の詳細は、開催前に茅ヶ崎市公式サイトおよび茅ヶ崎海岸浜降祭保存会の情報をご確認ください。
周辺のおすすめ情報
早朝からの観覧を終えた後は、茅ヶ崎駅周辺や海沿いのカフェでゆっくり朝食をとるのもおすすめです。
夏の茅ヶ崎らしい海辺の時間を、祭りの余韻とともに楽しんでください。
なお、2026年の詳細な交通規制情報や各神社の出発時刻については、開催直前に主催者・茅ヶ崎市の公式情報をご確認いただくことをおすすめします。
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