【ニュース/2026/8/17】鵠沼皇大神宮例大祭|那須与一も見守る9体の人形山車と湯立神楽

2026年8月6日

※画像は公益社団法人藤沢市観光協会サイトより引用

藤沢市鵠沼にある皇大神宮で、8月17日に例大祭が開催されます。

境内には高さ約8メートルの人形山車が9基集結し、夕方には「湯立神楽」が奉納されます。

実はこの9基の人形山車、それぞれが源頼朝や徳川家康、浦島太郎といった日本史・物語のヒーローたちを模しているんです。

そしてその中の1基「那須与一」こそ、この神社の創建伝説そのものの主人公なのです。

開催概要

  • 開催日時:2026年8月17日(月) 昼過ぎ〜夕方(人形山車の巡行は昼過ぎから、湯立神楽は夕方奉納)
  • 会場:皇大神宮(神奈川県藤沢市鵠沼神明2-11-5)
  • 入場料:無料
  • 主催:皇大神宮・鵠沼九町内氏子会
  • 見どころ:人形山車9基の参集、湯立神楽の奉納

正式な開始時刻や当日のタイムスケジュールは年によって変動することがあるため、詳細は主催者にご確認ください。

イベントの背景・ストーリー

皇大神宮の歴史は奈良時代の天長9年(832年)にまでさかのぼるとされ、1100年以上の歴史を持つ古社です。

「お神明さま」「烏森のお宮」の愛称で親しまれ、境内にカラスが多く棲んでいたことから烏森神社とも呼ばれてきました。

そしてこの神社を語るうえで欠かせないのが、源平合戦・屋島の戦いで名を馳せた武将、那須与一の伝説です。

平家軍が船上に掲げた扇の的を、与一が見事に射抜いたという「扇の的」のエピソードは、平家物語でも屈指の名場面として知られています。

その与一が屋島での的中を祈願し、後にお礼として弓一張と残った矢を奉納したのが、この皇大神宮だったと伝えられているのです。

扇の的を射抜いた那須与一が、湘南のこの神社に矢と弓を奉納しにきてたなんて驚きだみぃ!!
歴史ってつながってるんだミー♪

つまりこの神社は、那須与一という一人の武将の武運と感謝の心から現在の姿になったともいえる場所なんですね。

その後、大庭御厨(おおばのみくりや)と呼ばれる地域一帯の総鎮守として、長きにわたり人々の信仰を集めてきました。

境内は約3,300坪と広大で、樹齢700年ともいわれるタブノキをはじめ、ケヤキやイチョウなどの大木が茂り、鎮守の森を形成しています。

当日のコンテンツ・見どころ

9基の人形山車は日本史のオールスターキャスト

この例大祭の主役ともいえるのが、藤沢市の重要有形民俗文化財に指定されている9基の人形山車です。

明治中頃に、皇大神宮の9つの氏子町内がそれぞれ製作したもので、三層式・総高約8メートルという迫力ある姿をしています。

2層目・3層目には人形の物語を描いた豪華な幕がめぐらされ、屋台にも精巧な彫刻が施されています。

そして注目したいのが、9基それぞれに与えられた「人形」の顔ぶれです。

  • 宮ノ前町:那須与一
  • 上村町:源頼朝
  • 清水町:神武天皇
  • 宿庭町:源義経
  • 苅田町:徳川家康
  • 大東町:楠木正成
  • 仲東町:浦島太郎
  • 原町:日本武尊
  • 堀川町:仁徳天皇

神武天皇や仁徳天皇といった神話・古代の人物から、源頼朝や徳川家康のような武家の英雄、さらには浦島太郎まで揃うラインナップは、見ているだけでも壮観です。

境内への入場順もこの並びで決まっており、氏子総代の合図とともに1基ずつ三の鳥居前の広場へ進み、整列していきます。

那須与一の山車が先頭で入場してくるの、神社の由緒を考えるとちょっと感動するみぃ〜♡

夕方に奉納される「湯立神楽」

人形山車の巡行と並ぶもう一つの見どころが、藤沢市の重要無形民俗文化財に指定されている「湯立神楽」です。

この神楽は鎌倉時代初期より、鶴岡八幡宮の神楽男によって伝えられてきたとされています。

私たちの暮らしを守る「産土神・火の神・水の神」の三神を神楽の場に招き、境内で沸かした湯を神前に供えます。

神恩に感謝しつつ無病息災を祈り、神と人とがともに楽しむ「神人共楽」の精神で執り行われるのが、この湯立神楽の特徴です。

当宮では二人舞を含む十二座が伝承されており、静かな境内が神楽の音色に包まれる幻想的な時間が流れます。

半日で終わる「一時祭」という愛称

この例大祭には、実はちょっと変わった愛称があります。

すべての祭事が半日のうちに完結してしまうことから、「一時祭(いっときまつり)」あるいは「鵠沼のばか祭り」とも呼ばれてきたのだそうです。

神事が終わると人形山車もその場ですぐに分解され、各町内の蔵へと収められていきます。

1年に一度、半日だけの晴れ舞台に9基が集まる姿は、だからこそ一層の特別感があるお祭りといえるでしょう。

1年でたった半日しか見られないお祭りだと思うと、うーみぃも絶対見逃せないだミー!!

映画のロケ地としても注目される境内

皇大神宮は、住宅街の中にありながら一ノ鳥居・二ノ鳥居・三ノ鳥居と三つの鳥居が連なる、荘厳な参道を持つ神社としても知られています。

その堂々とした境内は、映画「東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編 -運命-」のロケ地としても使用されました。

歴史ある祭礼の舞台であると同時に、現代のカルチャーとも接点を持つ場所という点も、この神社ならではの魅力です。

アクセス・会場周辺情報

  • 電車:JR・小田急電鉄・江ノ島電鉄「藤沢駅」から徒歩約21分
  • バス:藤沢駅から「高山車庫行き」系統に乗車し「烏森公園前」バス停下車、徒歩約2分(下車地点が境内裏側にあたります)
  • 駐車場:境内に駐車スペースあり(例大祭当日は台数が限られる可能性があるため、公共交通機関の利用がおすすめです)
  • 境内:約3,300坪の敷地に、樹齢約700年のタブノキなど大木が茂る「鎮守の森」が広がります

藤沢駅から神社までの道のりでは、鵠沼エリアならではの落ち着いた住宅街の風景も楽しめます。

祭り帰りに藤沢駅周辺やJR藤沢本町駅周辺のカフェ・飲食店に立ち寄って、湘南の夏の一日を締めくくるのもおすすめです。

なお、開催時刻や巡行ルートの詳細、交通規制の有無などは年によって変更される場合があるため、詳細は主催者にご確認ください。

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