2026年8月7日
※画像は湘南二宮町観光ナビサイトより引用
神奈川県中郡二宮町にある川勾神社で、2026年も秋の例大祭「みそぎ祭」が斎行されます。
開催は10月10日(土)・11日(日)の見込みで、氏子区域を巡る神輿渡御と、夕刻に梅沢海岸で行われる勇壮な浜降り祭が見どころです。
実はこの「二宮」という町名、川勾神社の社格そのものに由来していることをご存知でしょうか。
今回は、そんな土地の成り立ちにまつわる物語とあわせて、例大祭の見どころをたっぷりとご紹介します。
目次
開催概要
- 開催日時:2026年10月10日(土)~11日(日) ※10月第2土曜・日曜に斎行(2026年時点の推定。詳細は主催者にご確認ください)
- 会場:川勾神社(神奈川県中郡二宮町山西2122)、二宮町内15箇所のお旅所、梅沢海岸
- 入場料:見学無料
- 主催:川勾神社、二宮町内の各氏子区域
- 通称:みそぎ祭、浜降り祭、浜下り祭
「二宮」の地名は、この神社から生まれた
川勾神社は、第11代垂仁天皇の御代に創建されたと伝わる、相模国屈指の古社です。
927年に完成した『延喜式』にもその名が記載されており、創建はさらに古い時代にさかのぼると考えられています。
平安時代、国司は任国内の主要な神社を格式の順に巡拝する習わしがあり、その参拝順によって一宮・二宮・三宮という呼び名が生まれました。
相模国では一宮が寒川神社、二宮が川勾神社にあたり、この社格こそが「二宮町」という町名の由来になったのです。
町の名前が神社の格式から来てるなんて、知らなかったみぃ!二宮に行くたびに歴史を感じられそうだミー♪
鎌倉時代には、源頼朝が征夷大将軍に任じられた1192年に、二宮河勾大明神(川勾神社)で北条政子の安産祈願が行われたことが『吾妻鏡』に記されています。
小田原北条氏の時代には、小田原城の鬼門除けの守護神としても厚く保護されてきました。
また毎年5月5日には、相模国一之宮寒川神社・二之宮川勾神社・三之宮比々多神社・四之宮前鳥神社・平塚八幡宮・総社六所神社の6社が神奈川県大磯町に集まる「相模国府祭」が行われ、川勾神社はここでも二の宮としての格式を今に伝えています。
こうした千年を超える歴史の積み重ねの先に、毎年秋に行われる例大祭「みそぎ祭」があります。
当日のコンテンツ・見どころ
氏子区域15箇所を巡る一日がかりの神輿渡御
川勾神社の例大祭は、早朝の祭典斎行から夜まで、まる一日かけて行われる二宮町最大級のお祭りです。
神社を発輿した神輿は、二宮町内に設けられた15箇所ものお旅所をめぐりながら、氏子区域一円を練り歩きます。
各町内会が掲げる高張提灯やのぼりが立ち並ぶ町並みは、普段の二宮とはまったく違う熱気に包まれます。
クライマックスは梅沢海岸の「浜降り祭」
夕闇が迫る頃、神輿は町内を離れて梅沢海岸へと向かいます。
浜に立てられた2本の竹を目印に、明かりを灯した高張提灯と神輿が8の字を描くように3周する光景は、この例大祭最大の見どころです。
過去の開催時には、この浜降りのタイミングに合わせて花火が打ち上げられたこともあり、夜の海辺を彩る幻想的な雰囲気が多くの見物客を惹きつけてきました。
浜降りの後には先導御輿(飛龍神輿)も加わり、神社への宮入りまで勇壮な渡御が続きます。
提灯と神輿が浜辺で8の字を描くなんて、想像するだけでワクワクするみぃ!夜の海沿いは絶対きれいだミー♫
町をあげてのお祭り気分
例年、境内や渡御コースの周辺には屋台も出店し、家族連れでも気軽に楽しめる賑やかな雰囲気となります。
同時期に町内でマルシェなどの催しが重なることもあり、二宮町全体がお祭りムードに包まれる週末となります。
屋台の出店状況や花火の有無、細かなタイムスケジュールについては年によって変わるため、来場前に最新情報を確認しておくと安心です。
アクセス・会場周辺情報
- 川勾神社:JR東海道線「二宮駅」北口から神奈川中央交通バスで「押切坂上」下車、徒歩約14〜15分
- 川勾神社:平日のみ運行の町コミュニティバス「にの♥バス」利用の場合は「川勾神社入口」下車、徒歩約6分
- 梅沢海岸(浜降り祭会場):JR「二宮駅」から徒歩・バスでアクセス可能
- お祭り当日は交通規制がかかる場合があるため、公共交通機関の利用がおすすめです
- 周辺には菜の花畑や桜で知られる「吾妻山公園」もあり、梅沢の登り口から川勾神社までは徒歩約20分のハイキングコースとしても親しまれています
- お土産には、二宮町の特産品であるオリーブや落花生、たまねぎ、しいたけを使った加工品を扱う「にの屋」がおすすめです
境内は木々に囲まれた静かな佇まいで、天気の良い日には富士山を望むこともできる隠れた絶景スポットでもあります。
お祭りの熱気とあわせて、ぜひ普段の川勾神社の趣きも味わってみてください。
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