2026年10月19日
※画像はイベント公式サイトより引用
鎌倉五山第一位の建長寺が、夜だけの特別な表情を見せる季節がやってきます。
2026年10月29日(木)から12月6日(日)まで、夜間拝観イベント「VIE presents ZEN NIGHT KAMAKURA」が開催されます。
紅葉の山内を歩く歩行禅、方丈庭園に広がる雲海、法堂の天井を守る雲龍図と、音と光が重なり合う回遊型のサウンドアートナイトです。
建長寺での開催は昨年に続いて2年連続で、北鎌倉駅から歩いて行ける距離で秋の夜をゆっくり味わえます。
目次
開催概要
開催情報は、公式サイトの2026年ページをもとにまとめています。
- 開催日時:2026年10月29日(木)〜12月6日(日)17:00〜20:00(最終受付19:30)
- 会場:臨済宗建長寺派 大本山 建長寺(神奈川県鎌倉市山ノ内8)
- 前売券:大人 平日2,400円/休日2,900円、12歳以下 平日1,200円/休日1,450円、6歳以下は無料
- 当日券:大人 平日2,900円/休日3,400円、12歳以下 平日1,450円/休日1,700円、6歳以下は無料(窓口販売は現金不可・デジタル決済のみ)
- EX特別予約席:大人 平日3,400円/休日3,900円、小学生 平日1,700円/休日1,950円(得月楼2階の特別観覧席と奥西希生定海展)
- 脳波坐禅付きチケット:大人 平日3,400円/休日3,900円(前売りのみ・完全予約制・各回12名)
- 料金はすべて税込みです
- 主催:VIE、日本経済新聞社
- 特別協力:臨済宗建長寺派大本山 建長寺、開山大覚禅師750年遠諱実行委員会
- 後援:公益社団法人 鎌倉市観光協会
- 協力:JTB、東海旅客鉄道、東日本旅客鉄道
- 補助:令和8年度日本博(独立行政法人日本芸術文化振興会/文化庁)
- テーマ:紅葉の鎌倉建長寺で、秋の風を感じるサウンドアートナイト(音と静寂、光と影)
- 問い合わせ:zen-night@vie.style/050-1782-1793(平日9:00〜17:00)
開催に関する最新情報は公式サイトとX(@VIE_NeuroTech)で案内される予定のため、お出かけ前に必ずご確認ください。
イベントの背景とストーリー
日本で最初の本格的な禅の道場
建長寺は、1253年(建長5年)に鎌倉幕府第5代執権の北条時頼が、宋から招いた禅僧の蘭渓道隆を開山として創建した禅寺です。
日本にも純粋で厳格な禅を学ぶ場が必要だという時頼の考えから生まれた、日本初の禅の専門道場として知られています。
正式名称は巨福山建長興国禅寺で、鎌倉五山の第一位に数えられています。
禅寺でありながら本尊が地蔵菩薩であるのは珍しく、建長寺ができる前にこの地にあった地蔵堂の縁起を引き継いだためだと伝えられています。
仏殿の前には、蘭渓道隆が植えたと考えられている柏槇(ビャクシン)の大木が立ち並び、創建当時からの時間を静かに物語っています。
「けんちん汁」のルーツは、建長寺の修行僧がつくっていた「建長汁」にあるという説も知られていますが、由来には諸説あります。
禅寺なのに本尊が地蔵菩薩さまなんて、ちょっと意外だったみぃ!! 夜の建長寺、ますます気になってきたミー♪
2028年の遠諱へ向かう節目の秋
禅宗では、祖師の遺徳を偲んで教えに立ち返る節目として、没後50年ごとに「遠諱(おんき)」と呼ばれる法要や記念行事が行われます。
建長寺では、開山の大覚禅師が示寂してから750年となる2028年に「開山大覚禅師750年遠諱」を控え、さまざまな記念事業の準備が進められています。
今回のZEN NIGHTも、その節目へ向かう取り組みのひとつとして、開山大覚禅師750年遠諱実行委員会の特別協力のもとで開かれます。
法堂の天井に描かれた小泉淳作の「雲龍図」は、建長寺の創建750年記念事業の一環として生まれた大作で、夜の山内を巡る旅の見せ場のひとつです。
2028年の遠諱に向かう途中の秋なんだみぃ。節目の前に訪ねておくのも素敵だみぃな〜♪
ZEN NIGHTシリーズと2026年の建長寺
ZEN NIGHTは、2024年の京都・建仁寺、2025年の鎌倉・建長寺、2026年の京都・東福寺と、禅寺を舞台に続いてきたサウンドアートナイトのシリーズです。
主催者によると、建仁寺と建長寺の開催で累計約5万人が来場し、満足度は94.3%、再訪意向は96.4%だったそうです。
料金面では、2025年の前売券(平日・大人)が2,900円だったのに対し、2026年は2,400円になっています。
当日のコンテンツ・見どころ
公式の案内図では、山内に点在する7つの見どころを、音楽に包まれながら巡る構成になっています。
音回廊と紅葉夜道
VIEが開発した「ニューロミュージック」が山内の各所に配置され、音楽を聴きながら回廊を巡るうちに、マインドフルな状態へ導かれるという趣向です。
紅葉夜道では、ライトアップされた紅葉に囲まれた山道を歩行禅で進み、秋の風や虫の音に耳をすませます。
清風の道と三門
三門へと続く道には風鈴が揺れ、光が風の動きを映し出します。
鎌倉の「清風」を目と耳で感じながら歩くうちに、気持ちが自然と静まっていく道のりです。
方丈庭園「雲海 風龍の舞」

※画像はイベント公式サイトより引用
ライトアップされた紅葉に囲まれた方丈庭園に、巨大な雲海が現れます。
風の動きが光で表現され、鈴虫の音色とニューロミュージックが重なり合います。
2025年にも見どころとして紹介された演出で、今年のイベントを象徴する景色のひとつです。
お庭に雲海が広がるなんて、想像するだけでワクワクだミー♡ 紅葉と一緒に見られるのが楽しみだみぃ!!
法堂「雲龍図」

※画像はイベント公式サイトより引用
巨大な法堂では、千手観音像と釈迦苦行像を見守る小泉淳作の「雲龍図」が、音と光に包まれて浮かび上がります。
10月30日、10月31日、11月1日の3日間のみ、法堂は18:30以降の拝観となります。
唐門「悠玄庭」

※画像はイベント公式サイトより引用
秋の夜に金色に輝く唐門へ、淡い光の紋様が描き出されます。
静寂のなかで光と影が織りなす景色は、夜の建長寺ならではの眺めです。
虫塚「脳波坐禅」

※画像はイベント公式サイトより引用
虫塚は、解剖学者の養老孟司さんの発案で、建築家の隈研吾さんが手がけた自然供養の碑です。
ここでは脳波計を装着し、自分の脳の状態がリアルタイムで音声と映像として可視化される瞑想空間を体験できます。
体験には脳波坐禅付きチケットが必要で、前売りのみ、各回12名の完全予約制です。
時間帯は17:30からの30分刻みで、19:30〜20:00の回まで5回が用意されています。
虫塚のある建長寺では、2027年6月から養老孟司さん監修の展覧会「ムシヨロズ展」も予定されています。
自分の脳波が音と映像になるなんて、不思議な体験だみぃ♪ 人数が限られているから、気になる人は早めに予約してみてミー!!
得月楼「EX特別予約席」と奥西希生定海展

※画像はイベント公式サイトより引用
得月楼の2階には、雲海に包まれる方丈庭園を通常とは違う角度から見渡せる、特別観覧エリアが用意されています。
会場では、鎌倉仏師の復興を掲げる奥西希生さんの展覧会「奥西希生定海展」も開かれています。
入場にはEX特別予約席チケットの購入が必要です。
アクセス情報
建長寺はJR北鎌倉駅から歩いて行ける距離にあり、夜の山内へ向かう道のりも旅の一部になります。
山内は歩く場所も多いから、歩きやすい靴で行くのがおすすめだミー♪ 帰りの電車の時間もチェックしておくと安心だみぃ!!
- 住所:神奈川県鎌倉市山ノ内8
- JR横須賀線「北鎌倉」駅からバス5分、または徒歩約15分
- JR横須賀線「鎌倉」駅からバス10分、または徒歩約30分
- 車でお越しの場合:横浜横須賀道路朝比奈ICから約15分(夜間の駐車場の利用可否や料金は、公式サイトの案内でご確認ください)
- 昼の拝観時間は8:30〜16:30、夜間イベントは17:00から
公式サイトでは、北鎌倉の商店会と連携した「北鎌倉連携ショップ」が紹介されていて、拝観の前後に食事や買い物を楽しめます。
食事処の例として、建長寺門前でけんちん汁を味わえる点心庵のほか、うなぎ 明月川、北鎌倉 茶寮 幻董庵、鉢の木 新館などが挙げられています。
各店の夜の営業時間は異なりますので、訪れる前にお店へご確認ください。
10,000円で13,000円分の買い物ができる「北鎌倉プレミアム商品券」も数量限定で販売されますが、購入できるのは神奈川県在住の方に限られます。
販売日は2026年10月23日(金)と24日(土)の10:00〜15:00で、有効期間は2026年11月1日から2027年1月31日までです。
売り切れ次第の終了となり、詳しい取扱店舗や購入条件は北鎌倉商栄会の公式サイトでご確認ください。
北鎌倉駅から建長寺への道すがらには、明月院、東慶寺、浄智寺といった名刹も点在しています。
日中に早めに北鎌倉へ入って寺めぐりを楽しみ、夕方から建長寺の夜へ向かう過ごし方も素敵です。
なお、建長寺の紅葉の例年の見頃は11月中旬から12月にかけてとされています。
開幕直後の10月末は色づきの途中かもしれませんので、紅葉をしっかり楽しみたい方は11月中旬以降を目安にすると安心です。
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