【ニュース/2026/8/22】第74回 浦賀みなと祭|黒船来航の港に響く約500発の花火と渡し船めぐり

2026年8月11日

※画像は横須賀市観光協会公式サイトより引用

黒船来航の舞台として歴史の教科書にも登場する町、横須賀市浦賀。

2026年8月22日(土)、その浦賀港を舞台に「第74回 浦賀みなと祭」が開催されます。

模擬店や奉納舞で賑わう夏祭りのフィナーレを飾るのは、かつて黒船が停泊した浦賀沖から打ち上がる約500発の花火大会です。

開催概要

  • 開催日時:2026年8月22日(土)16時〜20時(花火大会は19時30分〜約30分間・約500発)
  • 会場:西浦賀みなと緑地及び浦賀港周辺地域
  • 入場料:無料(模擬店等は個別に有料)
  • 主催:浦賀観光協会・浦賀みなと祭実行委員会
  • 荒天中止(順延なし)

開国の港に伝わる、夏の伝統祭り

浦賀みなと祭の舞台となる浦賀港は、1853年(嘉永6年)にペリー提督率いる黒船4隻が来航した、日本の開国史における特別な場所です。

鎖国政策を続けていた江戸幕府に開国を迫ったこの出来事は、200年以上続いた鎖国の終わりと、その後の日本の大きな転換のきっかけとなりました。

そんな歴史の舞台で毎年夏に営まれてきたのが、浦賀みなと祭です。

今年で74回目を数えるこの祭りは、単なる賑わいのイベントではありません。

会場では、1923年の関東大震災の犠牲者や、水難者・引揚船関連の戦病死者、そして浦賀・鴨居地区の戦争犠牲者を偲ぶ慰霊法要が営まれ、地元の寺院の僧侶によって奉納舞が捧げられます。

賑やかな模擬店や花火大会の裏側に、この土地の記憶を静かに受け継ぐ時間が流れているのが、浦賀みなと祭の大きな特徴です。

浦賀みなと祭は賑やかなだけじゃなくて、地域の歴史や想いを大切にしているお祭りなんだミー!

また、浦賀港は山に囲まれたコンパクトな入江であることも見逃せないポイントです。

打ち上げ数こそ約500発と大規模な花火大会に比べると控えめですが、音が湾内で共鳴することで、規模の割に迫力ある響きを楽しめると言われています。

当日のコンテンツ・見どころ

フィナーレを飾る花火大会

19時30分から約30分間、浦賀港から約500発の花火が打ち上げられます。

かつて黒船が停泊した同じ海面から花火が上がると思うと、感慨もひとしおです。

奉納舞・慰霊法要・大灯籠

西浦賀みなと緑地の浦賀港引揚記念の碑前などでは、慰霊法要にあわせて奉納舞や灯籠の点灯が行われます。

夕暮れどきに灯りがともる光景は、祭りの中でも特に静かで印象的な時間です。

模擬店・まつり囃子

浦賀港西岸物揚場を中心に模擬店が立ち並び、まつり囃子の音色が港町を彩ります。

夕方から少しずつ人出が増えていくので、屋台をのんびり楽しみたい方は早めの時間帯もおすすめです。

「浦賀の渡し」で両岸を巡る、祭りならではの楽しみ方

浦賀港は東西の町に分かれており、その間を結ぶのが「浦賀の渡し」、通称ポンポン船です。

享保10年(1725年)ごろから続くとされるこの渡船は、約3分の船旅で東西浦賀を行き来できる、全国でも珍しい水上の市道「浦賀海道」を走る現役の交通手段です。

祭りの当日は、西浦賀のメイン会場から渡し船に乗って東浦賀側へ渡り、東叶神社や東岸の町並みを歩いてから戻ってくる、というルートも楽しめます。

海の上から浦賀ドックのクレーンや祭りで賑わう港の様子を眺められるのは、この日ならではの体験です。

ポンポン船に乗って両岸を行ったり来たりするの、地味に楽しいんだミー!運行時刻表がなくて、呼び出しボタンを押すとすぐ来てくれるのも面白いポイントだみぃ♫

渡船料金は大人400円、小・中学生200円で、乗船は運航時間内であれば当日随時可能です。

花火大会前後は混雑が予想されるため、余裕を持ったスケジュールで動くのがおすすめです。

アクセス・会場周辺情報

  • 京急浦賀駅から徒歩約15分
  • 京急浦賀駅からバス「京急久里浜駅行」約5分、「紺屋町」バス停下車徒歩約2分
  • 会場に駐車場はないため、公共交通機関の利用が推奨されています
  • 19時20分〜20時20分は交通規制が実施される予定です
  • 周辺には東叶神社・西叶神社や、旧浦賀ドック関連の見どころもあり、祭りとあわせて散策を楽しめます

京急浦賀駅から会場までは平坦な道が多いものの、徒歩ではやや距離があります。

浴衣や下駄で参加される方は、バスや渡し船もうまく組み合わせて移動すると安心です。

花火大会の終了後は駅までの道が混雑しやすいため、時間に余裕を持って行動することをおすすめします。

駐車場がない会場だから、電車とバス、渡し船をうまく使うのがコツだみぃ!帰り道は混みやすいから、時間に余裕を持って動いてほしいみぃな〜

黒船来航から170年以上が経った今も、その海と港は変わらず地域の暮らしを支え続けています。

模擬店の賑わい、静かな慰霊の時間、そして港を渡る小さな船。

それぞれの表情を味わいながら、浦賀の夏の夜をゆっくり過ごしてみてはいかがでしょうか。

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